今回の納品は愛知県知多市のT様邸。ベッドマットレスのお買い替えのご相談でお越しくださいました。

T様は新築で今のお宅にお引越しされたのですが、その時にハウスメーカーさんのカタログでベッド＆マットレスを選ばれたようです。そして入居の際にはベッドが設置されていたということでした。

当初は決めることもたくさんあったため、「マットレスは何を選んでも、寝心地はそんなに変わらないだろう」とカタログで選んでしまったと仰っていました。いざ寝てみると、ポケットコイルのマットレスはすごく柔らかく身体が沈み込んでしまい、体中が痛くなってしまったとのこと。さらに、コイルの上には詰め物がほとんど無くコイルの感覚が直に身体に当たって痛かったようです。さすがにこれでは快眠には程遠いと思われたT様、インターネットで当店を探して頂き車で1時間の距離をお越し頂いたのでした。

よくよくお話を伺ってみると、今までお二人は床におふとんを敷いて寝る生活をされていたようです。いわゆる「硬めの寝心地」ですね。そこから急にコイルの跳ねる感覚のベッドマットレス、それも柔らかく沈み込むタイプにされたので寝心地がガラリと変わってしまいました。

私の経験からすると、長年おふとんの寝心地に慣れている方はスプリングマットレスの寝心地に慣れない方が多いです。どうしてもスプリングマットレスは少し跳ねる感覚と言いますか、揺れる感覚がします。身体が落ち着かなくなってしまうんですね。そういった方は、鋼鉄のバネを使っていないノンスプリングマットレスを選ばれた方が良いですよ。

T様ご夫婦もこのタイプの方でした。お悩みを切実に訴えて頂きましたので、私としましても「何とかして差し上げたいと」しっかりご提案させて頂きました。

カウンセリング→体型・体圧測定→枕とマットレスを合わせてフィッティング。

これが当店のマットレスご提案の流れです。

失敗しないマットレスの選び方》

オーダーメイド枕を作成し、体型に合うマットレスを数種類ご提案させて頂きました。そして寝心地とご予算から選ばれたマットレスがこちら。西川FITLABOのセミオーダーメイドマットレス「WAVE-Σ」。ご主人が「ハード」、奥様が「レギュラー」です。

表面に凹凸があるムアツタイプのマットレス。部分的にサポートバーを差し込み、身体の支え方を変えることができますのでセミオーダーと呼んでいます。ご主人と奥様は体型も体重も異なりますので、合うマットレスの硬さが違います。そしてそれぞれに合うマットレスで腰の隙間具合や背中の出具合を微妙に調整してあげると、とてもフィット感が増します。

枕も高さを合わせてオーダーメイドでお作りさせて頂きました。やっぱり快眠の秘訣は「自分に合った“枕”と“マットレス”」ですよ！