【羽毛ふとんリフォーム事例】キングサイズの羽毛布団を、シングルサイズの冬布団&肌掛け布団に仕立て直し
羽毛布団羽毛布団リフォーム
2022.09.30
今日で9月も終わりですね。
台風が2度も来て、今年は気温も暑かった日が多かったですね。
今日も30℃ありますし。
来週から空気が入れ替わって、最高気温が20℃少々になるようですよ。
みなさん、おふとんの準備はお早めに!
さて、店頭では毎日羽毛布団リフォームのご依頼を頂いています。
「何年も前からやりたいと思っていて、ようやく来れました」という方が多いです。
キングサイズの羽毛ふとん
今回のご相談は西尾市のO様。
幅220×丈210cmのキングサイズの羽毛ふとんをお持ちくださいました。
昔はクィーンやキングサイズの羽毛布団は多かったですが、今は珍しくなりましたね。
ベッドをシングルツイン(S×2台)でお使いの方が増えたので、大きなサイズのおふとんが極端に減りました。
今回のO様もサイズを持て余すようになったので、サイズダウンして使い勝手が良いようにしたいというご要望。
重量も軽くなりますし、干したりカバーをかけたりといった取り回しも楽になりますので良いご選択だと思います。
最近は、このサイズダウンのご要望が本当に増えました。
中羽毛はグースダウン95%が2.2kg入り。
見た目にもかなりふっくらしており、質の良い羽毛が使われているのが分かります。
これは捨ててしまってはもったいないですね。
また同じような質で新しく買い直そうと思うと、良いお値段がします。
これを生かしてリフォームすれば、お値打ちに高品質な羽毛布団が手に入りますよ!
シングルサイズの冬布団と肌掛けふとんにリフォーム
羽毛量が2.2kgありましたので、これを生かしてリフォームすることになります。
洗浄すると約2割程羽毛が減り、状態の良い羽毛だけが残ります。
2,200g×80%=1,760g
冬布団は1,400g、肌掛けふとんは350g入りでお仕立てさせて頂くと、ちょうど羽毛が使いきれる計算になりますね。
新しい羽毛を足さないので、お値段もお値打ちにできます。
側生地も冬布団と肌掛けふとんで分けました。
・冬布団・・・軽量でしなやかな80サテン超長綿
・肌掛け布団・・・一つしたのグレードの60サテン超長綿
冬のおふとんをよりグレード高いものにする、これも賢いご選択だと思います。
出来上がりまで約3週間。
楽しみにお待ちくださいませ。
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この記事を書いた人
睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博
睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博
1981年生まれ。
名古屋大学経済学部卒業後、三菱UFJ銀行入行
法人営業、人事部を経て退職、(株)たかはら入社。
2018年、寝蔵NEGURAを名古屋に2店舗オープン。
2020年、初の著書「LEGACY REVIVAL」を上梓。
2021年、寝蔵NEGURA大阪堀江店をオープン。
睡眠の大切さを広めるべく活動中。
中小企業診断士。