【羽毛布団リフォーム事例】西尾市S様、カナダで買われたグースダウン羽毛ふとんをリフォームさせて頂きました!
羽毛布団羽毛布団リフォーム
2021.08.21
昨日、羽毛ふとんのお手入れのご相談にお持ち頂きましたS様。
だいぶ前の当店の新聞折込チラシを大事にとっておられ、「天気が悪かったのでなかなか来れなかったけど、やっと来れました!」と仰って頂きました。
最初は「買ってからだいぶ年数が経つから、洗いたいなぁと思っているんですけど」ということでした。
当店では、おふとんをお持ち頂くと、種類や質や状態をしっかりと確認します。
昔海外(カナダ)で買われたという羽毛布団、縫製(キルト)が変わっていました。
縦にまっすぐ何本も縫ってあり、横には縫ってありません。
つまり、縦方向には羽毛が移動できてしまうんです。
日本の羽毛布団ではこういったタイプのキルトは見たことないですね。
「羽毛が動くので、それを利用して温度を調整していました」とS様。
上手く使われてきましたね。
厚さは「合掛けふとん」程度。
「冬になるとこれを2枚重ねて寝ていました。全然寒くなかったです」とS様。
羽毛の質はグース(ガチョウ)が使われています。
品評も日本のそれとはかなり異なりますね。
混合率などは記載されていません。
羽毛の質を手で触って確認すると、羽根の軸部分はほとんどなさそうです。
羽毛を押してみると弾力もありますので、質は良さそう。
襟元を確認すると、皮脂汚れとともに切になったのが「生地の劣化」。
穴が開いてしまっていました。
この状態ですと、丸洗いはできません。
穴がどんどん広がって中から羽毛が飛び出てきてしまう恐れがあるからです。
それをS様にお伝えさせて頂き、「リフォームして作り変えるのはいかがですか?」とご提案させて頂きました。
S様はそこまでひどい状態とは思っていなかったようで、最初は迷っておられましたが、リフォームの流れ、足し羽毛、側生地の質の違い、金額などをご説明させて頂くと
「そのくらいの予算でできるなら、リフォームでお願いしようかな」と、快諾頂きました。
仕様はやっぱり薄いおふとんを重ねることに慣れているようで、同じような仕様に。
全部で4枚お持ち頂きましたので、同じく4枚の合い掛けふとんを作らせて頂くことになりました。
店頭にある新品の羽毛布団で「側生地の軽さの違い」「足し羽毛の質の違い」などを比べて頂き、S様が選ばれた仕様がこちら。
・サイズ SL → SL(150×210cm)
・足し羽毛 ポーランド産ホワイトグースダウン93%
・側生地 80サテン超長綿軽量生地
・キルト 合掛け立体キルト
また10年しっかり使える気持ち良いおふとんになって返ってきます。
S様、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博
睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博
1981年生まれ。
名古屋大学経済学部卒業後、三菱UFJ銀行入行
法人営業、人事部を経て退職、(株)たかはら入社。
2018年、寝蔵NEGURAを名古屋に2店舗オープン。
2020年、初の著書「LEGACY REVIVAL」を上梓。
2021年、寝蔵NEGURA大阪堀江店をオープン。
睡眠の大切さを広めるべく活動中。
中小企業診断士。