9月28日のことでした。

その日は、当店売り出しの初日でせわしなく動き回っていたのですが、

関家具（センベラジャパン）の担当T氏から、電話がかかってきました。

「今日の11時頃、ある人物が御社を訪ねますのでよろしくお願いします！」

ある人物というのは、センベラジャパンの商品開発担当のＴ氏と、

本国ドイツのセンベラ工場の担当Ｒ氏。

センベラ工場のＲ氏が、年1回ドイツから日本に来られるということで、

一度当店を見学したいとわざわざお越し頂いたのでした。

やっぱりドイツの方って背が高く、顔が小さいんですね。

迫力がありました。

センベラジャパンの商品開発担当T氏が仲介役（通訳）となって

色々なお話を伺いました。

ドイツの寝具事情。

ドイツでのセンベラの位置づけ。

ドイツでのベッドの価格帯、販売方法。

とても興味深い話が聞けました。

なかでも印象に残ったのが、最近の日本の消費傾向は、安い物か高い物と

二極化している感じがありますが、ドイツでは皆さんが「平均的に少し良い物を

選ばれる傾向がある」こと。

ドイツでは良い物を長く使いたいという想いが強いようですね。

とても共感が持てます。

ベッドのフレームは日本ですと無垢材って少ないのですが、ドイツでは

ほとんど無垢材を選ばれるとのこと。

当然無垢材の方がお値段は高いのですが、ドイツ人はフレームにも

品質を求めるのですね。

少しくらい“キズ”や“節”があるほうが、無垢材らしくて良いということです。

日本人はキズなどを嫌いますからね。

“表面的にきれいな方が良い”というのが日本人でしょうかね。

マットレスはドイツでもノンスプリング（ラテックスやウレタンフォーム系）の物と

スプリングの物があるそうです。

スプリングの物は“品質が劣るもの”、ラテックスやウレタンフォームの方が

“品質が優れているもの”と考えれれているようです。

ホテルなどでは安いスプリングのマットレスが多いようです。

びっくりしたのは、ドイツ人でも日本みたい「ふとん」を敷いて寝ている方も

いるようです。（少数だそうですが・・・）

と、まぁ色々な話をさせて頂きましたが、センベラの商品の良さは改めて

再確認できました。

また、ドイツの寝具事情もしっかりと聞けましたので、良い勉強になりました。

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