【羽毛布団リフォーム】クィーンとダブル2枚から、ダブルとシングル2枚に打ち直し
羽毛布団リフォーム
2021.11.20
今年は11月に入っても暖かい日が続いていますので、羽毛布団リフォームのご依頼ががまだまだありますよ。
今回のご相談は、西尾市のH様。
以前にも当店で羽毛布団の製品をお買い上げ頂いたり、羽毛布団のリフォームをさせて頂きました。
長年使って頂いたので中の羽毛が偏り、中央部分が寒いようです。
ちょうどリフォームを考えていたので、サイズも変更したいとご相談頂きました。
クィーンとダブル2枚から、ダブルとシングルを1枚ずつ作りたい
2枚とも当店でお買い上げ頂いたおりますので、羽毛の質も良く分かっています。
十分リフォームしてお使い頂ける質なので、今回は体足し羽毛をせずにお作りすることにしました。
足し羽毛が無ければ、お値段も抑えられますしね。
ご自身用のダブルサイズの羽毛ふとんと、お子様用のシングルの羽毛ふとんです。
ゴアテックス生地を使ってリフォーム
リフォームの流れを再度ご説明させて頂き、今回は足し羽毛をしないので「側生地」でお値段が変わることをお伝えさせて頂きました。
一口に羽毛ふとんの側生地といっても色々あるんですよ。
当店が扱っているのは綿100％の超長綿ですが、綿とポリエステルの混紡だったりポリエステル100％もあります。
綿の方が通気性が良いですし、摩擦による静電気も起きないので断然おすすめなんですよね。
糸番手の細いものを使えば軽く肌になじむようになりますし、おふとん全体の重量も軽くなります。
そしてここ数年おすすめしているのが、綿100％生地の裏側に「ゴアラミネート加工」したゴアテックス生地。
中に「ダニ」や「ホコリ」が入らないからとっても清潔なんです。
でも汗はものすごく通しますので、蒸れません。
ゴアテックスはよくアウトドアのウェアやブーツなどに使われていますね。
そういったところで目にしたことがある方も多いと思います。（下のロゴ）
羽毛布団にも最適な生地なので実は15年程前からありました。
ただ当時はお値段が高く、良いことは分かるんだけどなかなか手が出せないというお声も多かったです。（当時シングルで20～30万円程）
それがここ数年でだいぶ落ち着いてきましたので選んで頂く方が増えました。
今回のH様もその一人です。
やっぱりきれいな環境でお休みになりたいということで選んで頂きました。
また、おふとんの中央の羽毛が偏ってしまうのが気になるということで、ちゅおうの入れ目を多くさせて頂くようにしました。
そういった細かいご要望にお応えできるのも、リフォーム工場と直接お付き合いしているメリットです。
H様のリフォームの仕様はこちら
・サイズ QL・DL → DL・SL
・足し羽毛 なし
・側生地 80サテン超長綿（ゴアラミネート加工）
・キルト DL：二層式ツインキルト SL：合掛け立体キルト
ダブルサイズの方は冬布団厚さに。
おふとんを2階建て（ツインキルト）にして、羽毛が偏りにくくします。
シングルサイズの方は、余った羽毛で作ります。
計算すると合い掛けふとんができそうだったので、そのようにご提案させて頂きました。
シングルで0.9～1.0ｋｇ程のおふとんは、春秋などの中間の時期に使いやすいんですよね。
出来上がりまで約3週間、楽しみにお待ちくださいね。
ありがとうございました。
※2021年12月に、大阪に初進出します！
大阪の皆さんお楽しみに！
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