【羽毛布団リフォーム事例】クイーンの肌掛けふとんを、シングルの合掛けふとんに!
羽毛布団リフォーム
2021.10.27
15年程前に当店で結婚用の羽毛布団をお買い上げ頂いたお客様。
「サイズを小さくできると知って、リフォームしたいと思っています」とご来店頂きました。
まずはおふとんの状態を確認
状態を見てみると、クィーンサイズの肌掛けふとん(210×210cm)で中の羽毛量は0.7kg、グースダウンを使用した質の高い羽毛布団です。
合掛けふとんと薄い肌掛けふとんをボタンで留められるようになっており、季節に応じて使い分けできる「2枚合わせタイプ」でした。
所々シミはありますが、そこまで羽毛が偏ってしまっていたりへたっている様子もないので、丁寧に扱ってこられたのがよく分かります。
羽毛の弾力もあり、充分リフォームできると判断させて頂きました。
羽毛リフォームはサイズ変更が自由自在
意外にもご存じない方が多いのですが、羽毛リフォームは一度おふとんを解体し新しく作っていく作業ですので、出来上がりサイズは自由にお決め頂けます。
もちろん「SL:シングルロング」のように規制サイズでも大丈夫です。
例えば身長が高い(180~190cm程)ので、丈を長くしたいと思われれば「150×230cm」にすることもできます。
例えば、すごく幅の広いおふとんが欲しいと思われれば、キングサイズよりも大きいシングル2枚分の大きさ「300×210cm」の羽毛布団にすることもできます。
(重くて干しにくいので現実的でなないですが・・・)
よくあるケースは「サイズを縮める」場合。
ご結婚時「ダブルサイズ」「クィーンサイズ」を買われて、それを15年くらいしたらシングルサイズに直す今回のようなケース。
これはリフォームの醍醐味ですね。
新たに足す羽毛も少なくて済みますのでお値打ちにできます。
サイズは「大きく」もできます。
例えば、シングルの冬ふとんと肌掛けふとんを合わせて、ダブルサイズ1枚を作りたいという場合も簡単です。
ただ2枚を合わせる場合は、中身の羽毛の質が同じくらいだとやりやすいですね。
シングル0.9kg入りの合掛けふとんに
今までは冬でもこの肌掛けふとんと毛布で過ごせてしまったというN様。
お部屋はそんなに寒くないようです。
今回はご予算の上限もあるので、その中でできる限りのことをさせて頂くことにしました。
厚さは最初は冬布団にしたほうが良いかとも思いましたが、「肌掛け+毛布」で冬も過ごせていたということと、冬布団だと冬しか使えず今までよりも少し不便になるかなと思いましたので、「合掛けふとん」にすることにしました。
文字通り“合い”の時期(春・秋)に使うおふとんですので、1年の半分程使うことができ使い勝手が良いです。
足し羽毛も冬布団にするよりは量が少なく済むので、予算的にも抑えられます。
それらを踏まえたN様のリフォーム内容はこちら↓
- サイズ QL(160×210cm) → SL(150×210cm)
- 側生地 60サテン超長綿生地(綿100%)
- 足し羽毛 ブルガリアトラキア産ホワイトダックダウン93%
- キルト 合掛け立体キルト
今から10年気持ちよく使える羽毛布団が出来上がりますよ!
N様、ありがとうございました。
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この記事を書いた人
睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博
睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博
1981年生まれ。
名古屋大学経済学部卒業後、三菱UFJ銀行入行
法人営業、人事部を経て退職、(株)たかはら入社。
2018年、寝蔵NEGURAを名古屋に2店舗オープン。
2020年、初の著書「LEGACY REVIVAL」を上梓。
2021年、寝蔵NEGURA大阪堀江店をオープン。
睡眠の大切さを広めるべく活動中。
中小企業診断士。