ふとん工場探検記
旧ブログ
2009.09.09
朝晩は少しずつ涼しい季節になってきました。
もう店頭では羽毛ふとんをお買い求めになるお客様もいらっしゃいます。
当店ではオリジナルで企画し羽毛ふとんを作ってもらって
販売しているのですが、今年はその製造過程を自分の目で
見てしっかりお客様にお伝えしたいと思い、製造工程を
見学してきました。
その製造工場はどこにあるのかというと・・・「出雲」です。
9月7日、8日の強行日程で行ってきましたよ、出雲!
出雲は島根県です。出雲大社が有名です。
車で行ったのですが、
なんとすべて高速を使い片道6時間!
遠いです。。。
朝8:30に名古屋を出発し、工場に着いたのが14:30でした。。。
とっても大きくてきれいな工場です。敷地面積はなんと1万坪だとか。
当店の羽毛ふとんを作る工程をご紹介していきます。
羽毛ふとんの生地です。反物の形でロール状に保管してあります。
とってもたくさんの柄があるんですよ!
当店に並んでいる柄もたくさんあります。
羽毛ふとんの生地をサイズ(シングル・ダブル…)毎に裁断し
縫製します。裁断は機械で行いますが、縫製はすべて手作業です。
羽毛ふとんの中の「マチ」です。マチとは羽毛ふとんを立体的に
するために付ける布のことです。これがあることによりかさが増し
暖かさもアップします。
生地が出来上がったら、今度は中身の羽毛です。
羽毛は輸入しているので、まず知れた羽毛の「かさ」が正しいか
どうか「かさ高試験器」で調べます。
そして次に羽毛の重さを計測します。
袋に入っていた羽毛は圧力がかかった状態になっていて
一つ一つのダウンがつぶれた状態になっているので、
温風を当ててやり、ダウンを広げます。
温風を当てながら羽毛をかくはんしていると、羽根の軸や狭窄物が
落ちます。(羽根の芯やゴミ)
広がり、かさが復元された羽毛をタンクに送り充填の準備をします。
一枚一枚丁寧に手作業で、羽毛を充填していきます。
すべてコンピューター管理されているため、一マスずつ
正確な重さの羽毛が充填されていきます。
羽毛の充填が終わったら、充填口を縫います。
最後に検針、全体のチェックを経て完成です。
一時倉庫に保管され、出荷されていきます。
このようにとてもたくさんの工程を経て、たくさんの人たちの
手が加わり、一枚のふとんが出来上がっていきます。
印象に残ったのが、手作業がとても多い
ということ。
きれいな工場で一枚一枚丁寧に作られています。
一枚一枚作るのはとても手間がかかることですが、丁寧な仕事ぶりに
感心してしまいました。
これならお客様にさらに自信を持ってオススメできると思います。
当店の羽毛ふとんは一枚からのサイズのオーダーメイドも可能です。
1cm単位でお好きな大きさでお作りします。
例えば身長が190cmある方は230cmくらい丈のあるおふとんがいいでしょうし、
二人で寝たいのだけれどもダブルでは少し狭いなという方は、ダブルと
クィーンサイズの中間のサイズも作れます。
カバーも心配ありません。どんなサイズでもご用意します。
睡眠ハウスたかはら自慢の「手作り羽毛ふとん」、是非一度お店の中で
お試し寝してみて下さい。
作り手の想いのこもったおふとんですので、品質には自信があります。
そしてメーカー品に比べて、お値段もかなりお安くなっております。
お気軽にお越しくださいませ。
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