名古屋市天白区K様、羽毛布団リフォーム事例【寝蔵】
羽毛布団リフォーム
2018.03.17
今回の羽毛布団リフォームのご相談は、名古屋市天白区のK様。
お電話にてご相談頂きましたので、ご訪問させて頂きお持ちの羽毛布団の状態を確認し、最適なリフォーム方法をご提案させて頂きました。
お買い上げ後10年以上経っている羽毛布団、お電話では「セミダブルだと思う」と仰っていましたが、確認させて頂くとシングルロングサイズ(150×210cm)でした。
広げると大きく見えますもんね。
表裏ともに側生地は絹(シルク)が使ってあります。
「当時のお値段は高かったのよ」と仰ってしましたが、昔は生地にもお金をかけて見栄えを豪華にする時代でしたので、こういった仕様をよく見ます。
絹(シルク)は確かに、しなやかで光沢がありますので肌触りが良く豪華に見えます。
ただ欠点として、“弱い”ので長年使っていると綿素材よりも傷みやすいです。
よって、生地が裂けたり破れてしまい、中の羽毛が飛び出してしまいます。
糸で縫われていました。
絹(シルク)の生地の中に、さらに1枚生地が挟んでありました。
これは中の羽毛が出てこないようにするためですね。
でも生地増やすほど、ふとんが重くなりますししなやかさも薄れてきますので、本当は中の生地は使いたくないです。
中の羽毛はとてもグレードの良いものでした。
10年使って、これだけ嵩が残るのは良い羽毛の証拠です。
ちなみに品評のダウン混合率は「ダウン95%、フェザー5%」。
ダウンパワー410~440DP程度の羽毛が入っていると思われます。
リフォームをするからには、今お使いのおふとんよりもあまり質を落としたくないので、今回は以下の仕様でご提案させて頂きました。
・サイズ SL(150×210cm)
・側生地 超長綿100%(80サテン生地)
・足し羽毛 ポーランド産ホワイトマザーグースダウン93%(440DP)
・キルト 立体キルト
生地はやはり綿が丈夫なので綿素材でご提案させて頂きました。
80サテンという糸が細いものを使います。
サテン織りですので、光沢もありますよ。
足し羽毛は440DPという最高ランクのもの。
お使いの羽毛の質が良かったので、同ランクの羽毛を足すことにしました。
(質が落ちる羽毛を入れてしまうと、全体のおふとんのクォリティーが下がってしまうので)
キルトはあえて二層式にはせずに、立体キルトで。
今までもこのキルトで問題なくお使いだったので、同じお仕立てにしました。
これでまた10年間気持ちよくお使いいただけるお布団になります。
今現在も使っているおふとんでしたので、今回貸し布団を無料サービスさせて頂きました。
約2週間で出来上がってきます。
K様、ありがとうございました。
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