春眠暁を覚えず・・・

旧ブログ

2009.03.29

春眠暁を覚えず

処処啼鳥を聞く

夜来風雨の声

花落つること知りぬ多少ぞ

山水の自然を愛したという唐の詩人

孟浩然の有名な詩「春暁」の中の

一節です。

意味はこんな感じです。

「春の眠りは心地よく、夜が明けるのも気づかなかった。

目が覚めるとあちらこちらから鳥の鳴き声が聞こえてくる。

昨夜降った雨は強かったが、花はどれだけ散ったであろう」

昔から人は春眠に親しんでいたんですね。

韓国では「春困病」ともいうそうです。

春はなんだか眠いですよね。

朝ついつい寝坊をしてしまう方も多いと思います。

なぜ、春は眠いんでしょうか。

以前読んだ本にこう書いてありました。

春には気分が高揚し、日中の活動量も上昇します。

交感神経系の機能亢進も改善され、睡眠中の熱の放散が活発になり

睡眠環境が良くなるので、浅い眠りが減り、冬に比べより深く

眠ることができるようになります。こうした熟睡感から朝、陽が

差し込んでも目が覚めず、いつまでも眠たい感じがするとか。。。

皆さんは寝坊せずにちゃんと起きましょう!

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