12月だというのに、小春日和で過ごしやす日が続いていましたね。

しかしそれも今週末まで。

来週からは今季一番の寒気が流れ込んできて、真冬並みの寒さになるようです。

そうなると少しは師走感が出てきますかねぇ。

寒くなると聞くとおふとんの準備も必要ですよね。

今日ご来店頂いたのは、ご近所のＳ様。

昔から当店をご利用頂いています。

「羽毛ふとんが欲しいと思ってきたんだけど、広告に載ってた西川の菌が入らないふとんってどれ？？」

菌が入らない羽毛布団というのは、西川の「ゴアテックス生地羽毛布団」のことです。

側生地にゴアテックス生地を使うことにより、中にホコリやダニ・ＰＭ2.5・大腸菌のような微細なものまで入ることができないんです。

そのため羽毛はとっても清潔♪

ただ、汗（水蒸気）はすごく通すので、通気性は抜群です。

不思議な生地ですよね。

アウトドアのウェアや靴、最近ですとスマートフォンや人工血管などにもその技術は使われています。

また、「軽い」のもとっても嬉しい点。

ふつうの羽毛布団よりも側生地が軽いので、中の羽毛がつぶれません。

干すのもとっても楽なので、布団干しが大好きなＳ様にもとても喜んで頂きました。

暖かい毛布生地（綿）のカバーを掛けてお使い頂きます。

もう一つご相談頂いたのが、10年以上前に当店でお買い求め頂いたダブルサイズの羽毛布団。

こちらをシングルサイズに直したいとご要望でした。

「すごく温かくて良かったんだけど、ダブルだから重くて重くて・・・」

頻繁におふとんを干すＳ様は軽い方が良いみたいです。

確認してみると羽毛はポーランド産ホワイトグースダウンなので、10年以上経つとはいえ嵩はしっかりあります。

このおふとんなら、リフォームすれば良いおふとんになりますよ。

「これは主人が使うから、ゴアテックスじゃなくても良いかな」とＳ様。

超長綿60サテン生地を使い、足し羽毛はせずにお仕立てすることにしました。

ダブルサイズ→シングルサイズであれば、羽毛は足さずとも足りてしまうんです。

生地にはだいぶシミはついており、年数の経過を感じます。

昔当店で販売させて頂いた羽毛布団なので、柄までよく覚えています。

しっかり干して頂いているようで、だいぶ生地は陽に焼けていましたね。

今回のリフォームの仕様です。

・サイズ　　　ＤＬ→ＳＬ（150×210ｃｍ）

・側生地　　　超長綿60サテン生地

・足し羽毛　　なし

・キルト　　　立体キルト

羽毛量は1.4ｋｇで仕上げます。

また10年気持ち良くお使い頂けますよ！

ありがとうございました。

※今週末以降にお預かりしたリフォームは、出来上がりが年明けになります。

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