8月に入り、おふとんのメンテナンスのご依頼が続きます。

お天気が良いとふとんを持って行こうと思いますもんね。

水で丸ごと洗う「丸洗い」も人気ですが、羽毛布団をふっくらふかふかに作り直す「羽毛ふとんリフォーム」もご依頼が多いですよ。

今回は日進市よりお持ち込み頂きましたY様の事例をご紹介します。

シングルサイズの羽毛布団で、ご使用年数は10年以上。

長年のご使用により、少しへたってきているかなという状況です。

4つ折りにした様子はこんな感じ。

生地が厚くて重いので、全体に少しゴワゴワする印象です。

中のダウンの質は良さそうですが、せっかくの良さが重い生地で押しつぶされ、ダウンのパワーを発揮できていない様子です。

羽毛の質と側生地の質がアンバランスな印象を受けます。

中羽毛の質は良さそうだったので、同じランクの足し羽毛をすることにしました。

ダウンパワー440ＤＰのポーランド産ホワイトグースダウン93％を400ｇ足します。

出来上がりは今までと同じ1.4ｋｇ入りに仕立てます。

側生地はせっかくの羽毛がつぶれないように、60サテン超長綿を使います。

ふっくらフカフカになって帰ってきますので、また10年しっかりお使い頂けますよ！

Ｙ様、楽しみにお待ちくださいませ。

ここで羽毛布団リフォームの流れをご紹介。

よく「他の羽毛布団と混ざってしまいますか？？」といったご質問を頂きますが、当店では1枚1枚お仕立てさせて頂きますので他の羽毛と混ざることはありません。

ご安心くださいね。

まずは解体です。

この段階で生地は裂いてしまいますので、側生地のご返却はできません。

羽毛だけにして洗浄します。

ＥＭ液体洗濯石鹸を使用し、本洗い6分、すすぎ3回、脱水6分を行います。

洗浄した羽毛は袋に入れた状態で乾燥さます。

その後、袋から取り出し温風を当ててダウン一つ一つを開きパワーアップさせます。

この時に、羽根の軸や切れた羽毛がゴミとなって落ちます。

ゴミとなって落ちた分、量が減りますので足し羽毛をして指定の量にします。

そして新しく縫製した側生地に羽毛を充填して完成です！

出来上がった羽毛布団は、まさに新品同様！

また10年気持ち良くお使い頂けますよ。

当店の羽毛ふとんリフォームは自由自在。

・サイズもシングルからキングまで。

・もちろん厚さも自由自在です。（少し薄くしたい、厚くしたい）

・大きさも自由自在。（背が高いから少し長くしたい。子供が使うから少し小さくしたい）

・2枚、3枚ある羽毛布団を使って、1枚の羽毛布団を作りたい。

・合掛けと肌掛けをボタンで留める2枚合わせタイプの羽毛布団にしたい。

など、どんなご要望でもお任せください。

経験豊富なスタッフが、お客様のご使用環境に合わせた最適な仕様をご提案させて頂きます。

羽毛布団リフォームの詳細はこちら》

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