450年の歴史を感じながら、羽毛布団の作り方工程を視察③
2015.11.16
西川の羽毛布団工場を後にし向かったのは、西川発祥の地「西川本家」です。
西川本家は滋賀県近江八幡にあります。
近江商人-といえば、伊藤忠商事、丸紅、高島屋などが有名ですね。
この地に西川家初代仁右衛門が誕生しました。
そして19歳の頃、1566年に蚊帳・生活用品の販売を始めたのが商いの始まりだそうです。
当時どのような世の中だったかというと、本能寺の変があったのが1582年ですので、いかに昔のことか分かると思います。
ガラスが全て手すきのガラスで、若干波打っています。
今では作られていないそうです。
皇室の方々も度々お泊りに来られ、その度に庭に記念碑が立てられていました。
5本程記念碑はありましたね。
蚊帳も吊ってありました。
二代目がなんとか江戸で蚊帳を売りたいと考え、当時としてはお洒落な「萌黄色」にしたそうです。
そうしたら江戸で大ヒット!飛ぶように売れたということです。
1階は和室なのですが、2階に上がってみるとびっくり!
なんと洋館風な作りになっています。
お洒落です♪
蔵もありました。
何度か泥棒に入られたと言っていました。
近江の街は水路がきれいです。八幡堀というんですかね。
この景色、どこかで見たと思ったら、映画「るろうに剣心」のロケ地として使われたんですね。
私はDVDとテレビ放映2回見ましたので、よく覚えています。
近江八幡は雰囲気が良いですね。もっとゆっくり見て回りたかったですが、時間が・・・
西川創業450年の歴史を感じられました。
それだけ長い間商いを続けられているのは、やはり信用でしょう。
「西川品質」
多くの方に伝えていければと思います。