【羽毛布団リフォーム事例】愛知県西尾市一色町M様、20年使われた「月の友」羽毛布団をリフォーム!

#羽毛打ち直し#羽毛修理#羽毛布団リフォーム

羽毛布団羽毛布団リフォーム

2022.08.21

愛知県の三河地方は自動車関連の会社にお勤めの方も多いので、お盆休みが少し後ろにズレており21日までと言う方もいらっしゃいます。

当店ではこの期間もベッドやマットレス、おふとんのメンテナンスのご相談が多く忙しくさせて頂いております。

 

汚ふとんのメンテナンスはやっぱり「丸洗い」と「羽毛ふとんリフォーム」ですね。

特に羽毛布団のリフォームはたくさんのご依頼を頂いていますよ!

 

朝晩が少し涼しく感じられる日もありますので、「夏の間にやっておこう」と考えるのですね。

今の時期リフォーム納期としては約3週間~1ヶ月頂いておりますので、今お預かりすると出来上がりが9月中旬以降。

やはりお早めにご相談頂くのがおすすめですね。

 

 

「月の友」の羽毛ふとん

M様がお持ちになった羽毛布団は「月の友」のものでした。

いつも当店の折り込みチラシをご覧いただいていたようで、いつか持っていきたいと思っていたそうです。

 

「高かったんですよー!」と言われたその羽毛布団の側生地には「絹(シルク)」が使われていました。

 

昔は側生地にシルクを使った羽毛布団は高価格帯のものによくありました。

特徴としては

  • 光沢がでる
  • 滑らかな掛け心地になる
  • 豪華に見える

こんなところでしょうか。

 

最近ではシルクはあまり使いません。

理由としては

  • 摩擦に弱く、破れやすい
  • 価格が高くなる
  • カバーをするので、シルクが直接肌に触れることはない

破れやすいというのが、引っ掛かりますね。

シルクの側生地の羽毛布団は、生地が縦に裂けているのをよく見ます。

特に襟元などはよく引っ張りますので顕著ですね。

 

そのため、最近では羽毛布団の側生地は「綿100%」のものを使うことが多いです。

糸が細ければとても滑らかになりますし、ゴアラミネートなどを施せばダニやホコリが中に入らなくなるためとっても清潔にお使い頂けます。

(※ゴアラミネートというのは、側生地がゴアテックス技術でできているもの)

 

自分で補修

M様はは破れてしまった部分をご自分で当て布をして縫われていました。

ですが、羽毛というのは針の穴からも出てくるんですね。

「穴をふさいだはずなのに羽毛が飛び出てくるんですよね」というのは、そういうことです。

通常羽毛布団の側生地は「ダウンプルーフ加工」といって、生地の目をつぶす加工をします。

ですので、針の穴は羽毛にとってはとても大きな穴になってしまうんですね。

 

 

高いだけあって高品質!

羽毛布団のリフォーム時には、今までのおふとんの状態や質を細かくチェックします。

M様がお持ち頂いたおふとんは、とても質の高い物でしたよ。

 

「ダウン95%、フェザー5%、1.5kg入り」

おそらくダウンパワー400~440程の羽毛が使われています。入り目もたくさん入っていますね。

側生地が軽いのでおふとんがふっくら膨らみます!

 

たまに「カバーを掛けるからおふとんの生地はなんでも良いんでしょ??」という方がいますが、全然違いますよ!

糸が太いと生地が重くなるため、羽毛がつぶれて嵩が出ません。

ガサガサする生地は肌沿いが悪くなじみません。

全体に重くずっしりとしたおふとんになると、重さで肩が凝りますしふとんを干すのも大変です。

 

ですので、できるだけ軽い側生地を使うのをおすすめします。

 

M様には新品のおふとんをお出しし、出来上がりのイメージを持って頂きながらご提案させて頂きました。

そして最終的に選んでいただいた内容が下記の通りです。

 

 

ゴアテックス生地を使用

おふとんの中にダニやホコリが入らないので、きれいな状態を保ったままお休みになれる「ゴアテックス生地」を大変気に入って下さいました。

滑らかなテンセル生地にゴアラミネート加工がしてあるので、シルクと似たような滑らかさ。

肌触りも気に入ってくださいました。

汗はすごく通すので、秋口や春先も快適にお使い頂けます。

スーッと抜ける感覚がとても気持ち良いですよ。

足し羽毛は「ポーランド産ホワイトグースダウン93%」を使用します。(DP400)

今までと同じ1.5kgになるように。

 

キルトは嵩の出やすい二層式の「ツインキルト」で仕上げます。

 

 

柔らかな肌触りが心地よい、和晒しダブルガーゼの掛けカバーもお買い上げ頂きました。

 

これで今から10~15年程快適にお使い頂けるおふとんが出来上がりますよ!

M様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

高原 智博

睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博

睡眠ハウスたかはら 4代目高原 智博

1981年生まれ。

名古屋大学経済学部卒業後、三菱UFJ銀行入行

法人営業、人事部を経て退職、(株)たかはら入社。

2018年、寝蔵NEGURAを名古屋に2店舗オープン。

2020年、初の著書「LEGACY REVIVAL」を上梓。

2021年、寝蔵NEGURA大阪堀江店をオープン。

睡眠の大切さを広めるべく活動中。

中小企業診断士。

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