450年の歴史を感じながら、羽毛布団の作り方工程を視察①
羽毛布団リフォーム
2015.11.13
11月12日、弊社取引先の西川リビングさんの羽毛工場に行ってきました。
滋賀県東近江市、のどかな場所にあります。
この工場では年間70,000枚の羽毛布団が作られています。
工場内もきれいで、丁寧に羽毛布団が作られているのが分かります。
羽毛布団の生地の保管場所。
羽毛布団の生地といっても、たくさん種類があります。
糸が太く生地として織っても重いものや、糸が細く軽い生地まで。
また当店でも大変おすすめの「ゴアテックス生地」もあります。
まずは裁断し、「マチ」を縫い付ける部分に印をつけていきます。
通常の4×5マスキルトなどは簡単ですが、細かいキルトだったり、曲線のキルトは大変です。
型紙を使って印をつけていくことも。
これが羽毛布団の「マチ」です。
布団の中で羽毛が偏らないようにするんですね。
冬布団、合い掛け布団、肌掛け布団と種類ごとにマチの厚さが異なります。
薄い布団ほど、マチも低くなります。
羽毛布団の上下を縫い合わせていきます。
そして羽毛の充填。
各マスに何gずつ羽毛を入れていくかを画面で管理しながら、丁寧に入れていきます。
ゴアテックス生地の羽毛布団は、生地の内側に張ってあるゴアラミネート生地を傷めないように
通常よりもゆっくり吹き込むので、2倍ほど時間がかかるということでした。
検針機に通して
最終チェックし完成です♪
羽毛の品質もしっかりと検査していました。
年末から西川リビング450周年企画で登場する羽毛布団と一緒に写真をパチリ♪
この画像はチラシやDMにも使っていく予定です。
同じくリフォーム工場も見学しましたが、それはまた後日・・・